花粉症の症状はくしゃみや鼻水だけではない
花粉症の症状といえば、くしゃみや鼻水だと思いがちです。しかし、症状には個人差があるのです。また、個人でも1日、1週間の中で大きな変化があるのです。
花粉症の症状が載っている教科書的なものに発熱は記載されていません。ですが、春一番が吹き、花粉の大量飛散が始まると毎年、微熱が出てしまう人がいます。また、花粉症の影響により、炎症が起きる場合もあるのです。炎症が起きると、血管外に白血球が出やすくなり、血しょう水も細胞間質に出やすくなるのです。つまり、むくみやすい状況になります。このむくみが顔に出る人もいるのです。
花粉症の時期は空気が乾燥しています。乾燥肌や敏感肌の人は、乾燥しているだけでも皮膚に症状が出てしまいます。花粉の影響は、化粧品や身に付ける金属が触れる場所で炎症を起こす可能性があります。花粉症の時期に化粧品や金属アレルギーになることもあるのです。
最も重症な症状は、吐き気です。目や鼻、喉だけの症状が花粉症ではないのです。胃酸分泌が増えると逆流性食道炎を引き起こします。胃の炎症が強く、胃粘膜が抵抗できずにいると胃潰瘍やビランになるのです。しかし、胃粘膜が頑張り、抵抗すると内視鏡検査では異常が見つかりにくくなり、機能性胃腸症と診断されます。
腸全体で炎症が起きてしまうと、お腹に風船が入ったように感じます。この場合は、過敏性大腸症と診断されます。口が痒い時期には肛門も痒くなるのです。
全ての花粉症の症状が、花粉症を患っている人全員に起こるわけではありません。花粉症の症状は十人十色なのです。